レイキについて、インターネットで調べてみると、実にさまざまな名前の、『○×レイキ』というウェブサイトがありますよね。
初心者のかたは、混乱されて当然かと思います。「レイキって色んな種類があるの?」という疑問を持たれて当然でしょう。
レイキというエネルギーは、この世に一種類しか存在しません。
また、この世にエネルギーはたくさんありますが、レイキはその一種類です。
それは例えるなら、『酸素』が一種類しか存在しない、『窒素』も一種類しか存在しない、『火』が一種類しか存在しないのと同じです。
焚き火の火も、マッチの火も、ライターの火も、山火事も、『火』は『火』です。
『水』を例えに出してお伝えすると、もっと分かりやすいかも知れません。
「エビアン」「六甲のおいしい水」「南アルプスの天然水」「コントレックス」など、各国のメーカーブランドが色んな名前をつけていますが、『水』は『水』ですものね。
そして『水』は水の性質と特徴を持ち、水の働きをしますよね。
そしてもちろん、ペットボトルの表示ラベルには『水』(天然水)と記載されています。
(オレンジ果汁 などという表示はされていませんよね。)
というわけで、『○×レイキ』というさまざまな名前がついていても、『レイキ』はレイキです。
レイキと言えば、あるエネルギーを指す言葉なのです。
現在、世界各国でレイキと言えば、“臼井式レイキ療法”のことを指します
この世に存在するエネルギーの一つ・レイキ。
そして一般的に、世界各国で「レイキ」や「レイキ療法」と言えば、臼井氏を創始者として大正時代に始まった『臼井式レイキ療法』の事を指します。
(それほどに、臼井式は圧倒的な知名度を持ったという事です。)
ただ、もちろん過去に日本国内でも、臼井氏以外の別のかたによる『レイキ療法』が存在しました。
そして現在ももちろん、非臼井式のレイキ療法や手当て療法は存在します。
海外では「レイキ」という呼称の他、「ウスイレイキ」と呼んでいるかたも多くおられます。
日本発祥の手当て療法、代替医療であると認識されています。
レイキという名前がついていても、別のエネルギーワークも存在します
実はここがレイキの世界の、複雑な難題です。
というのは、現在世界には、○○レイキという名称であっても臼井式レイキと無関係な別のエネルギーを活用した
エネルギー・ワーク(ヒーリング)も存在するからです。
レイキエネルギーはこの世に存在するエネルギーの一種だと、先ほどお伝えしました。
という事はもちろんこの世にはレイキエネルギー以外のエネルギーも存在するわけです。
つまり、まとめますと、現在の状況は、
1「レイキ療法」とひとくちに言っても「西洋式・日本伝統式」が存在する。
(けれども、これらは同じレイキエネルギーを活用。)
2レイキではない別の(レイキ以外の)エネルギーを活用したワークもこの世には存在する。
(この『レイキ辞典』では、非臼井式と呼んでいます。)
3②の一部団体は(レイキエネルギーではない、それ以外のエネルギー・ワークであるが)
「○×レイキ」という名称を使っている。
(この『レイキ辞典』では、こちらも非臼井式と呼んでいます。)
という現状です。
この『レイキ辞典』サイトでは、初心者のかたが出来る限り惑わないよう、務めてまいります。
特に、各レイキ組織団体が左記①~③のいずれであるのかについて、出来る限りの情報を提供してまいります。
ただし、①~③のいずれの団体も非難排斥する立場ではありません。
※ただし「レイキ」とは『気』『プラーナ』『マナ』と同義の日本名に過ぎませんので、どなたが『レイキ』という言葉を使おうとも、またいかなる種類のエネルギーであったとしても、(臼井式レイキとは違う種類のエネルギーであっても)表記に一切差し支えはありません。
とは言え、初心者のかたはこの点において混乱されて当然かと思います。
例えば『今からレイキを学びたい、レイキについて興味がある』というかたにとっては、レイキの世界には臼井式とそれ以外のもの(本来のレイキと呼ばれているものではない)があるという事自体をご存知ないかたも多く、また臼井式とその他のヒーリングの区別がつかず、かなり戸惑われている事でしょう。
(けれども、現在この問題を解決する有効な策はありません。)
レイキ・エネルギー以外のエネルギーを活用したエネルギー療法(エネルギー・ワーク)の中にも秀逸・有効なメソッドはもちろん存在します。
(当・NPO日本レイキ協会は、『臼井式レイキ療法』のみが唯一最高のエネルギー療法であるという認識を持たない者です。)