日本伝統式レイキでは、ヒーリングよりも内面向上や自己実現を目指すことが主目的になっているとお伝えしてきました。
そのための自己鍛錬法がいくつか存在します。
それらをご紹介しましょう。
※臼井ではなく、おそらく林氏が考案。※レイキシャワーは、各流派によって様々なアレンジが存在します。
より心地いい方法を編み出したりなど、各自創意工夫をしても問題ありません。
※レイキを学んでいない人が輪に入っても、レイキが流れます。
※キチンとグラウンディングできておらず、気が上半身に上っているかたは、フラつくかも知れません。
浄心呼吸法で内面をクリアに。
気をハラに落とす合掌呼吸法で精神統一、落ち着きと集中力を養い、ブレない軸作り/手のひらの感覚をさらに研ぎ澄ませる黙念(瞑想/自らの呼吸を見つめる/内観)
合掌
※深呼吸が苦手な方は、ムリせず自分のラクなペースで行ないましょう。
※うまくレイキが流れている場合、非常にゆったりと心地よい境地を体感できます。まさしく至福のひとときです。
※これが最も難しく、けれども効果のある自己鍛錬法です。
(※これらは西洋式レイキからそげ落ちている部分でもあるため、西洋式の流派系統によっては、一部学ばない内容があります。)
もしも心地よさを感じないなら
日本伝統式の自己鍛錬法は、『自己鍛錬法』という名前とは裏腹に、非常に心地よく、うっとりと至福の境地に浸れる技法です。
けれども、もしも逆に、これらが苦行のように感じたり、心地よさがないならば、あなたはおそらく何かを掴み取りに行っています。
(無自覚の執着があります。)
(心地よさがないという事は、レイキエネルギーがうまく流れていない状態です。)
執着心の正体は、ほとんどの場合、自己否定や自己不満です。
つまり、
『今の、現状の自分ではなく、さらに向上し、成長した未来の自分に心の焦点を合わせながら、自己鍛錬法を行なっている』
というケースかと思います。
なぜ、『今の、現状の自分ではなく、さらに向上し、成長した未来の自分に心の焦点を合わせながら行なう』のがよくないのでしょうか?
今ここ、今の自分を見ていないからです。
今の自分を不十分だと感じる気持ちこそが、無自覚のうちに『もっといい状態の自分への執着心』に繋がっているため、知らず知らず焦りや苛立ち、緊張やこわばりが生まれてしまうのです。
ですので、リラックスできません。
眉間に力が入り、肩の力が抜けませんから、レイキエネルギーの流れが滞ってしまうのです。
ともあれ、何も考えずに行うことです。
それが難しければ、ご自身の呼吸に意識を向けながら行ないましょう。
理想的な深呼吸を追及するよりも、自然体での呼吸の音を聴いてみてください。
「ああ、今自分は焦っているな・・・、現状の自分に苛立っているな・・・」と内観できるようになります。
こまめに行なうほど、レイキの効果を実感できるようになります。
レイキを学んだ実践者のかたは、これらの自己鍛錬の技法を日々こまめに行なうほど、レイキの効果をどんどん実感できるようになることでしょう。
(※もしも学んでいない場合には、西洋式基本12ポジションの自己ヒーリングを行ないましょう。)
一日のうちでは朝に行なうのが最も心地よく、一日をスムーズなシンクロニシティで満たすことが出来ます。
けれども時間のない時には、呼吸法を3度ほど繰り返す程度でも十分効果があります。
時間にすれば30秒も掛かりません。
特に1stディグリーを受講したばかりのかたは、出来る限り自己鍛錬法(または自己ヒーリング)を行い、自己浄化に務めてみてください。
レイキをうまく使いこなすためには、まずご自身の『エネルギー・パイプ』をよりいっそうクリアにし、詰まりや滞りがあれば、それを流す事が大切だからです。
積極的に行なう事により、自己浄化が促進されます。
やがて自力を手放す事が上手に行なえるようになり、その結果「以前ほどくよくよしなくなった」「深刻に考える癖が抜けてきた」というような変化に気付く日が訪れることでしょう。