レイキの失われた半分
レイキの真髄・安心立命とは? 悟りとは?
執着を手放し、クリアになるとは?
五戒の意味-臼井氏の言葉-
臼井氏による100年前の公開質問会 記録

現在、全世界で「レイキ」と聞けば、エネルギー・ヒーリングの事だと思われています。

もちろんそれは間違いではありません。

けれども臼井氏存命当初の日本伝統式レイキに当てはめると、それはレイキの学びの前半部分に当たります。

富士登山にたとえるならば五合目までの内容です。

レイキの道を富士山に例えると・・・

日本伝統式レイキのレイキ道を例えた図
西洋式レイキのレイキ道を例えた図

西洋レイキから抜け落ちたのは、自己実現~自己完成への成長メソッド

我々は健康になるために(病気にならない事・健康である事を目的に)生きているのではなく、人生の真の目的は別のところにあります。

それは、シンプルに言えば『幸せへの道』です。

もともとの臼井式は、そこを最終到達地点としていました。

では、『幸せへの道』とは一体どのような道でしょうか?

自己実現する(=つまり、なりたい自分になる、理想の自分になる)、そして幸運の波に乗り、愛する人や仲間に囲まれ、充実した人生を悔いなく笑顔で過ごす道です。

そのためには、人格向上がカギとなります。

そのための具体的な『自己向上メソッド』こそ、『臼井式レイキ』にとってのメインメソッドでした。

それがレイキの真髄と呼ばれる、富士山の6合目以降なのです。

1合目 健康への道 初級(ファースト・ディグリー)… 自己浄化

5合目 健康への道 中級(セカンド・ディグリー) … 他者への療法(技法)

7合目 幸福への道 上級(サード・ディグリー)  … 精神性向上への学び

8合目 幸福への道 師範(ティーチャー)     … 光の仲間を増やす

頂  点 幸福への道 安心立命(悟り)

イメージ画像

戦後、レイキは二つの方向へ

西洋レイキ(戦後)

日本伝統式以上に『レイキ療法』部分が大きく発展しました!

日本伝統式レイキ(戦後・国内)

『最終到達地に至るメソッド』のほうが色濃く残りました!

第二次大戦後、西洋式レイキと呼ばれる流れが世界に広まる課程で、残念な事に五合目以上の教えの本質が曖昧になってしまいました。

レイキマスター(師範)の理解の度合いや民族性の違い等により、解釈がさまざまに異なってしまったからです。

本来の臼井式レイキ法は最終到達地に至る悟りへの道です。

“人間としての真の目的は幸福な、安らかで豊かでよろこびに満ちた人生を完成させること。”

これが安心立命(大安心)の境地と呼ばれるものなのです。

つまり、西洋式と日本伝統式のどちらがいい・悪いというよりも、この100年間にそれぞれ違う分野が伸びて発展したのだとお考え下さい。

◆ 補足:
西洋式レイキから、5合目以降がまったく削げ落ちてしまったかというと、無論、そんな事はありません。
けれども存在感が薄らぎ、具体的な教えや自己向上メソッドが忘れ去られたりなど、本質がボヤけ、曖昧になってしまったことは否めません。

レイキ法と、レイキ療法のちがい

非常に言葉が似通っているので、混同・困惑させてしまいそうですが、本来の臼井式レイキには、『レイキ法』というものと、『レイキ療法(ヒーリング)』とがありました。

レイキ法

本来の(日本伝統式)臼井式レイキの世界で、臼井氏が目指した最終到達地に至るための、自己向上(自己鍛錬)メソッド

レイキ療法

レイキエネルギーを活用した手当て療法(ヒーリング)

現在、西洋式レイキが『レイキ療法(ヒーリング)』に重点を置いたメソッドであるのに対し、日本伝統式レイキは『レイキ法(内面向上のための自己鍛錬)』に重点を置いているのだと覚えてください。

日本伝統式レイキ法・成長への3つのステップ

人間性(精神性・霊格)を向上させ、さらなる『自己実現への道』を歩んでいきましょう。
そのためにまず、『教義・五戒』の説く意味について理解しましょう。
ヒーリングとは、『愛と調和の実践』に当たります。

その証拠に、怒りがあったり、許せない人に対してのヒーリングは行ないにくいものです。

けれどもレイキ療法の場合、たとえレイキを他者のために流そうとも、『高次元の光(レイキ・エネルギーの恩恵)』をまず最初に受けるのは他ならぬあなた自身ですよね。

我を捨て、宇宙に結果をお任せしながらレイキ・エネルギーのクリアな通路に徹した時、誰よりもまずあなた自身がその恩恵を受けるのです。

この事についての理解が深まれば深まるほどに、『エネルギーのパイプ役』としてレイキ・エネルギーを地上に広げる事に関する意義と素晴しさが見えてきます。

つまりレイキヒーリングは人のためではなく、どこまで行ってもあなた自身のためのものだという事です。

※ここが臼井式レイキの、他のヒーリング技法とは大きく異なるポイントです!
人生が『学び』の完成にあると考えた場合、『私たちの人生に起こる体験は、そのすべてが意味のある事』だと言う事も可能です。(喜びや苦しみの体験も、魂の成長を促すための機会であるのかも知れません)

臼井氏もご存命中にこんな事を悟っておられます。

人が宇宙から使命(役割)を与えられ生かされている存在であるとするなら、宇宙が人の病気や不幸を望むはずがない。

人は本来、宇宙から健康に、幸福につくられているが人がそれに背を向けて生きているに過ぎない。

人は小宇宙といわれるが、本来の健やかな状態を取り戻すには大宇宙との響き合いが必要である。両者を繋ぐものは気と光であり、それがレイキだと言われている。

宇宙レイキは周囲に満ちているのだから、体内レイキとの響き合いが出来ればよい。

そう考えると、自らの想念や行為によって、自己の内面がバランスを欠いた(マイナスの)エネルギーによって満たされ、大宇宙のリズムと響きが合わなくなったとき、気づきのメッセージとして、不調和な現象(不幸や病気など)が発生すると言えなくもありません。

もしも不調和が生じた時には、『結果的に自分が選択したこと』と受け入れ、『想念や行ないのどこに不調和の原因となる要素があったのか』と、自分自身を振り返る事が出来れば素晴しいですね。

なぜなら原因に気づけば、観念や価値観は自然と変化してゆき、速やかに真の癒しが行われるからです。

人は『選択』によって人生を創造しています。

もしも困難な現象を前にしたりトラブルの渦中に居る時に、自由意志による選択を何度も繰り返している自分に気付く事が出来れば、人間性(霊性・精神性)は大きく向上、発展します。

それに伴い、人生も大きく開花、発展します。

なぜなら、そこから学べるからです。

さらなる創造を積み重ねる事ができるからです。

◆ 補足:
レイキ療法の技法を高めると言うと、まれに誤解する人が
います。

要するに技法の高さは、我々がどれほど『中継システム』として(エネルギーを通すパイプ役として)内面をクリアに整えているか、その度合いによってきまります。
(エネルギーを受信するあなたの状態によってきまります。)

けれども、「レイキにはより高次なエネルギーが存在するのだ」「だからそれを中継できれば技法が高まるのだ」と捉えるかたがおられます。

もちろんそうではありません。

技法の差とは、レイキを受け取る側の内面から生じるのです。

例えば、ここに3つのラジオ(受信機)があるとしましょう。
(ラジオの電波をレイキ・エネルギー、ラジオをレイキ実践者と置き換えてイメージして下さい。)

一つめのラジオはザーザーと雑音が入り、もう一つは普通の音質です。

最後の一つは非常にクリアに聴こえます。

この時、「放送局から3つの放送が流れているんだな」と思う人はいないでしょう。

これと同じで、何種類ものレイキ・エネルギーが存在するのではないのです。

(さらに言えば、アチューンメントでは臼井氏のエネルギーがあなたに伝授されるわけでもありませんし、サード・ディグリーでは、セカンド・ディグリーの時よりもさらに高次のエネルギーがアチューンメントされるわけでもありません。)

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